植物
ハワイ島フアラーライ山のコオコオラウ
キク科(Asteraceae)センダングサ属(Bidens)は、日本では雑草です。種が衣類にくっつく「ひっつき虫」のひとつです。世界中に分布している草花ですが、ハワイ固有のものが何種かあります。木質化していて4メートルぐらいに成長するものもあります。ハワイ語ではコオコオラウ(ko’oko’olau)と呼びます。
コオコオラウの一種であるBidens micranthaは、ラーナイ島とマウイ島ウエスト・マウイの標高150-1500mの雨が多めの環境、マウイ島ハレアカラーの標高750-2300mの乾燥林や亜高山低木地帯、ハワイ島フアラーライ山の西側に面した標高50?150m(?600m)の乾燥林や低木地帯に分布している種です。 花は良い香りがします。
この3枚の写真のコオコオラウは、ハワイ島フアラーライ山のもので、Bidens micrantha ssp. ctenophyllaという亜種です。
希少な植物なので保護してあげないといけないです。この写真の固体は育てているものです。
キーラウエアのコオコオラウを見る
マウナ・ケアとマウナ・ロアのコオコオラウを見る
2009-09-11 | Posted in 植物 | No Comments »
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