エコツーリズム

「地球は青かった」

Nepal
2009年11月23日に東京のFMラジオ「J-Wave」で放送された、青い地球を旅する環境スペシャル「BLUE PLANET」。この持続可能な未来を探す2009年シリーズの第3弾の取材地はネパールでした。
ネパールは東、西、南の三方がインドに、北方が中国チベット自治区に挟まれた、北西から南東方向に細長い内陸国です。チベットと国境を接する北部地帯は、世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈がある高山地帯。中央部には丘陵地帯。インドとの南部国境地帯にあるタライ平原から成ります。タライ平野は標高約100mでモンスーン気候に所属する湿潤なジャングル地帯です。国土の南北の幅はわずか200キロメートルほどですが、高低差が8000メートルもあります。
ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしていて、ヒマラヤ観光などの観光業も盛んです。農業も主な産業です。多民族・多言語国家でもあります。
 
このラジオ番組は、多様な生態系を抱えるネパールを取材しながら、ヒマラヤの氷河から流れ出る豊かな水がその多様性と下流域の人間たちの生活を支えていることを見つめて、現地収録音を織り交ぜながらレポートしたものでした。密林を進むゾウ、タライ平原を流れるラプティ河で見つけた音、標高3000メートルの山にあるチベット密教寺院に響く祈りの言葉、首都カトマンズでの熱気と喧騒など、多種多様なものが交錯する素晴らしい放送でした。
私は幸運なことに、録音したものを今年の初めに聴くことができました。ポッドキャストなどで公開されていないか調べてみましたが、残念ながら見つかりませんでした。でも、ぜひ番組のウェブページをご覧ください。素晴らしい写真が沢山あって、ネパールの一部をウェブ上で体験することができます。

2010-04-23 | Posted in エコツーリズムNo Comments » 
Comment





Comment



CAPTCHA