ハワイの文化

ハワイの樹皮布「カパ」

昔のハワイでは、カパ (kapa)またはタパ(tapa)と呼ぶ樹皮布で作ったふんどしのようなマロ(malo)や、スカートのようなパーウー(pāʻū)を着ていました。
ポリネシアから持ち込んだクワ科のワウケ(wauke カジノキ)や、ハワイ固有の植物のイラクサ科のマーマキ(māmaki)やバラ科のアーカラ(ākala)などの樹皮が用いられました。
樹皮を木から剥いで、外皮から分離した内皮を水にさらして柔らかくします。これをクア・ポーハク(kua pōhaku) という石で作った台にのせて、ホホア(hohoa)という丸みを持った木の叩き棒で叩いて伸ばし、再び水にさらして発酵させます。
発酵させた内皮は、クア・クク(kua kuku)という木で作った台にのせて、イエ・クク(i’e kuku)という幾何学模様が彫られた四角い木の叩き棒で叩いて薄く伸ばしていきます。大きなタパを作る場合は、糊で張り合わせます。 仕上がったものを天日で乾燥させます。

 


2011-02-21 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

オヘ・カーパラ

ohe kapala

オヘ・カーパラ(ohe kāpala) は、竹を細長く切って、その先端部に幾何学模様を彫刻したスタンプのようなものです。オヘとはハワイ語で竹のことで(ポリネシア人はハワイに竹を持ち込みました)、カーパラとは模様をつけることです。 
オヘ・カーパラに染料をつけて、カパ(kapa)やタパ(tapa)と呼ばれる樹皮布に模様をつけました。

注: この写真の布はカパではなく綿の布です。

2011-02-18 | Posted in ハワイの文化1 Comment » 

 

Holo Mai Pele

ハーラウ・オ・ケクヒによる「ホロ・マイ・ペレ」。Holo Mai Pele (Pele Travels)
火山のペレと、ペレの親愛なる妹ヒイアカの関係を描いたフラとチャントで、このビデオで一部を観ることができます。 愛や裏切りなどを力強く表現した印象的で感動的なパフォーマンスです。創作と振り付けは、Halau o KekuhiのクムフラであるPualani Kanaka’ole KanaheleとNalani Kanaka’oleによるものです。
http://www.piccom.org/home/holomaipele/story.html


2010-12-08 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

Hawaiian Voyaging Canoes

Hawaiian voyaging canoes 

ハワイ島ヒロにあるイミロア・アストロノミー・センター( ‘Imiloa Astronomy Center)が主催するAnnual Hilo Wayfinding and Navigation Festivalは今年が第三回目でした。10月8日から10にかけて開かれました。何艘ものカヌーが展示されていたのですが、夕方にはライトアップされていてとても綺麗でした。
Wa'a

このビデオを見ると、星や月や太陽、波や風や鳥などを読み取り大海原を渡ってきた昔の人々様子がわかります。 ハーブ・カアイヌイ・カーネさん(Herb Kawainui Kāne)のアートはとても説得力があります。彼はアーチストとしても有名ですが、ポリネシア航海協会(Polynesian Voyaging Society)の創立者のひとりであり、古来のハワイ先住民が利用していた長距離航海用カヌーのレプリカ第一号であるホークーレア号(Hōkūle‘a)をデザインした人でもあります。


2010-10-18 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

昔のハワイの建物

Half-size modle of Hale O Keawe 
ハワイ島にあるプウホヌア・オ・ホーナウナウ国立歴史公園の
ハレ・オ・ケアヴェの半分のサイズのレプリカ。
建物を葺いている植物はキー(ティー)とシダ。

2010-08-27 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

今も昔も・・・

Old Recods
1823年にウィリアム・エリス氏により描かれたハレ・オ・ケアヴェ。
カメハメハ一世の死後(1819年)、昔の信仰は捨てられ、
ヘイアウなどは直ちに壊されてしまいました。
このようなスケッチは大変貴重なものです。
この建物の中には、23人の酋長の骨が納められていました。
Hale O Keawe
現在は復元されたハレ・オ・ケアヴェが建っています。
昔と同じように、キー(ティー)の葉で葺いた建物で、
昔と同じようなオーヒアの木で作ったキイ(偶像)が立っています。

2010-08-25 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

「変動を予期せぬ無防備さ」を感じ取らせてくれる絵

Western Contact

カウアイ島のAston Kauai Beach at Makaiwaとうホテルのロビーの壁に描かれている絵の一部です。1778年のキャプテン・クックの渡来以降、見る見るうちに変わっていったハワイ。資源管理など考えもせず森林が破壊され、伝染病により先住民の人口が激減し、先住民の習慣と言葉が否定的に扱われ、ハワイ独自の自然と文化が崩壊の道を歩みました。
でも現在は残ったものを大切にし、復元・再生できるものには可能な限りの努力を払い、ハワイ独自のものに誇りを持ち、関心を高める時代になりした。


2010-08-16 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

聖地でのしきたり

アロハ・アーイナ 
“aloha ‘āina”
土地への愛
ヘ・アリイ・カ・アーイナ・ヘ・カウアー・ケ・カナカ 
He ali‘i ka ‘āina, he kauā ke kanaka”
大地は王で、人類は仕え人。
 
“Ask permission and give thanks”
許可を求めて、感謝する。
(Nana Veary)
聖地(na wahi pana)に入るときには、静かに謙虚な気持ちで、そこに存在するマナ・心霊からの許しを求めます。心の中で静かに、自分が誰なのか、そしてなぜそこにいるのかを伝え、その聖地に入らせてもらうことへの感謝と敬意を表します。そして自分の欠点や短所や過失の許しも求めます。そしてそこに存在するマナと自分のマナを一体化させます。

2010-06-28 | Posted in ハワイの文化4 Comments » 

 

ヘエ・ナル

Waipio Valley at Dusk
たそがれ時のワイピオ渓谷の海。一人のサーファーが歩いていました。
Surfer on the Beach 
ヘエ・ナル(he’e nalu)、それはハワイ語でサーフィンのこと。
 文字どおりの意味はwave sliding。
he’eは滑ること(to slide)、naluは波(wave)。
古代のハワイでは波がないときにはカフナに祈願をお願いしました。
Strike with Pohuehue 
“E ka i ka pohuehue”
Strike with the pohuehue
「ポーフエフエで打つ」
海辺に生えるポーフエフエ(グンバイヒルガオ)の長い茎で海面を叩き、
波乗りができるような波が来るように願ったそうです。
Ina a ‘ohe nalu, a laila aku i kai, penei e hea ai
If there is no surf, invoke seawork in the following manner
Ku mai! Ku mai! Ka nalu nui mai Kahiki mai,
arise, arise you great surfs from Kahiki
Alo po’i pu! Ku mai ka pohuehue,
the powerful curling waves. Arise with the pohuehue
Hu! Kai ko’o Loa.
Well up long raging surf.
(訳:長谷川久美子)

波がないときには、このように海に向かって呼びかけなさい。
上がって来い、上がって来い、カヒキ(タヒチまたは他国)からの大きな波よ。
覆いかぶさるような力強い波よ、ポーフエフエとともに上がって来い。
上がれ、長く強く荒れた海よ。 
 
Surfer wishing for big waves 


2010-06-18 | Posted in ハワイの文化No Comments » 

 

ピイホヌアの雨

Ulu 
ハワイ島ヒロは緑豊かなところです。ヒロの中には複数の地区があります。現在私が住んでいる地区の名前はピイホヌア。
ピイホヌアの雨について表現したハワイの言葉を知りました。「Ka ua hehi ‘ulu o Pi’ihonua.」、英語に訳すと「The rain that treads on the breadfruit leaves of Pi’ihonua.」。日本語に訳すと「ピイホヌアのパンノキの葉の上を踏む雨」。
Ahupuaa in Hilo

2010-05-24 | Posted in ハワイの文化1 Comment »