海洋生物

マノー(サメ)について

サメは人を噛む凶暴で危険な生き物としてだけではなく、かつてのハワイ人にとっては重要な存在でした。ハワイ語ではサメのことをマノーと呼びます。食用でもありましたし、皮や歯は道具や武器などにも用いられました。
食用としては、特にヒラシュモクザメ(ハンマーヘッド)やネムリブカ(ホワイト・リーフ・シャーク)で、細く切った肉を塩漬けして乾燥させておき、保存食として食べたそうです。
特にイタチザメ(タイガーシャーク)やホホジロザメ(グレート・ホワイト・シャーク)の歯は道具や武器に用いられました。
薄い皮は伝統的な楽器であるパフ(ドラム)の表皮として、ザラザラとした皮は鑢として用いられました。
小型のサメは網を使って捕まえたそうです。大型のサメは、骨で作った鋭い先端部を取り付けた木製の大きな釣り針(大きいものでは30cm)を使って釣ったそうです。
人を噛むことがあるイタチザメ(タイガー・シャーク)やホホジロザメ(グレート・ホワイト・シャーク)は、ハワイ語でニウヒと呼ばれ、昔は王様や酋長たちが、ある種のスポーツとしてニウヒを捕まえていたそうです。平民はニウヒを釣ることは許されていませんでしたし、女性がニウヒの肉を食べることも許されていなかったそうです。 ニウヒの目を食べると、これから起ころうとしている何かの予告や予感が得れると信じていたそうです。カメハメハの実母は、生まれてくる我が子の優秀な支配者としての力と勇敢さを強化するために、妊娠中にイタチザメの目を食べたいと言ったそうです。
また、先祖の魂が宿るアウマクア(守護神)として崇拝されていました。現在でもそう信じている人がいます。そう信じている人たちは、サメを傷つけたり殺したり食べたりしません。先祖の生まれ変わりであるサメを大事にいたわり、そしてその家族はサメに守られているそうです。
追記:
ハワイには40種ほどのサメがいるそうですが、岸に近い海で見かけるものは、
l?l?kea (whitecap reef shark)
man? kihikihi (scalloped hammerhead shark)
man? p??ele (blacktip reef shark)
niuhi (tiger shark)


2006-09-14 | Posted in 海洋生物No Comments » 
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