火山
真っ黒な溶岩台地、虹、赤熱の溶岩
あけましておめでとうございます!
私は、仕事柄、週末や祝日や夜にもツアーで出かけていることが多いので、このホリデー・シーズンはクリスマスからお正月にかけての休暇を2週間取り、家族と充実した時を過ごしました。家族全員で自然に接することもできました。
クリスマスの盛大なシチメンチョウのディナーから始まり、イミロア・アストロノミー・センターのクリスマスの特別なショーやハワイ文化のプレゼンテーション、海辺でのキャンプ、友人達との集い、大晦日の花火、ハワイ固有の鳥たちの泣き声が聞こえる森の中での滞在などなど・・・
そして締めくくりに、赤い溶岩を見に行ってきました。往復6時間歩きましたが、歩いただけの価値がありました。真っ黒な溶岩で覆われた大地を歩いている途中、雨がさーっと降ってくると共に、大きな2重の虹が見えました。雨にも降られ、汗だくになって歩きましたが、まだ誰も足を踏み入れていない、固まったばっかりの溶岩の上に立つことができました。表面は固まっているけれど、その下はまだ赤熱で、表面はピキピキと音を出していて、その上を歩くと、足が燃えてしまうのではないかと思うような熱が伝わってきました。いたるところにある裂け目の中は赤く、表面が固まった溶岩の合間から真っ赤な溶岩がじわーっと出てくるところも、あちこちに見ることができました。
娘たちのおしゃべりや歌声を聴きながら、懐中電灯を手に、月明かりの溶岩大地を歩いて車に戻りました。最後に、波の音と風の音しか聞こえない場所で、360度に広がる空を見上げ、新鮮な空気を胸いっぱいに吸って、新しい一年へのお祈りをしました。
今年もまたがんばります。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。
コメント2件
Kumiko | 2007.01.10 2:53
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じわり、とろり、地面に出てくるような溶岩の流れは、常に変わっていきますから、見れないこともあるんですよ。近くで見れるときもあれば、今回のように往復6時間も歩かないと見れないときもありますよ。また海に流れて込んでいるのが見れるときもあります。現在も流れ込んでいますよ。いったん海に流れ込み始めると、だいたい同じところに何ヶ月も流れ込んでいきますよ。
Terumi | 2007.01.09 18:35
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真っ黒な溶岩大地と虹、赤熱の溶岩・・・
私もこの目でみてみたいなぁ・・・。
その溶岩は、いつでも見られるというわけではないのですか?
そういった休日の過ごし方にはとっても憧れますし、うらやましいです♪