植物

ハウ・クアヒヴィについて

hau kuahiwi

ハウ・クアヒヴィ(Hibiscadelphus giffardianus)はアオイ科でハイビスカスの仲間です。ハワイ固有種です。
高さは7m、幹の直径は30cmまで成長します。樹皮は白っぽい色で、葉の形は直径10?30cmで円形もしくは、やや腎臓形。5?7cmの花で花びらは外側が灰色っぽい緑で、内側は濃紅色。全開はしなせん。花が終わると実がなります。鳥媒花です。
この種は、1911年にハワイ島マウナ・ロア山の南東側、標高1310m、ハワイ火山国立公園のキプカ・プアウルで発見されました。1本だけしかありませんでした。この固体は1930年に枯れてしまい、この固体の種から栽培したものから挿木増殖を行いました。現在でも、わずかな個体数しかない絶滅危惧種です。


このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。

2007-05-16 | Posted in 植物No Comments » 
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