ハワイ語
ハワイ語のアルファベットと発音
ハワイ語のアルファベットには、母音である a, e, i, o, u と、子音である p, k, m, n, w, l, h, ‘ があります。
カウアイ島やニイハウ島では k とは発音せずに t と発音したり、昔は他の島でも k の発音と t の発音が両方使われていたそうです。たとえば、kamehameha は tamehameha とも発音されていました。
1826年以前には b や d の発音もあったそうです。l と r は、その中間音で、w と v は、その中間音で発音されていたそうです。 現在では、w を v と発音する場合があります。
ハワイ語の母音は、日本語と同じように5つですが、o と u は、日本語よりも口を丸くして発音します。 英語を話す人たちは、e を「イ」と発音してしまいがちですが、正しい発音は「エ」です。たとえば、ハワイ風のお刺身は poke ですから、「ポキ」という発音ではなく「ポケ」というのが正しい発音です。
‘ (または ‘ )は、ハワイ語でオキナ (‘okina) と呼びまが、これは声門閉鎖音 (glottal stop) です。日本語で「かて」と「かって」のように「っ」の有無によって発音と意味が異なるように、ハワイ語では「kai」と「ka’i」のように、オキナの有無で発音と意味が異なります。
ō のように母音の上にあるラインを、ハワイ語でカハコー (kahakō) と呼びますが、これは長音記号です。カハコーが上に付いた母音は、その母音にアクセントを置いて長音に読みます。日本語の「おばさん」と「おばあさん」のように母音を長くすることによって意味が変わるのと同じように、カハコーの有無で発音と意味が異なります。
カハコーが付いた母音はウェブブラウザで正しく表示されない場合があります。ハワイ語を話す人たちをサポートするウェブサイト「Kualono」からウフィンドウズ用のハワイ語フォントをダウンロードすることが出来ます。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの、ハワイ伝統文化保存を応援する取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。