蝶など
ハワイ固有の蝶 Blackburn’s Blue (Udara blackburni)
ハワイ固有の蝶は2種しかいませんが、その1種はシジミチョウ科(Lycaenidae)のBlackburn’s Blue(Udara blackburni) です。
成虫は22?29mmで、翅の表側は、オスの場合、前翅の内側の部分は紫色をおびた青で、後翅も少しそのような色です。メスは全体的に濃い灰色をおびた茶色です。裏側は、オスもメスも光沢のある緑で、メスのほうが明るい色をしています。
幼虫は、黄緑色からオレンジ色をおびた茶色で、背中に濃い色をした縞が一本あります。コア(Acacia koa)の花を好んで食べますが、アアリイ(Dodonaea viscosa、和名:ハウチワノキ)や他のハワイ固有植物も食べるそうです。
カホオラヴェ島以外の島に住んでいます。
*この写真は工藤利幸さんに撮っていただきました。
2008-01-06 | Posted in 蝶など | 2 Comments »
コメント2件
Kumiko | 2010.03.10 2:30
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オアフ島ではカメハメハバタフライの個体数が激減しているのですか。とても悲しいです。幼虫の食草であるマーマキが減少しているのが原因ですか。もし、このコメントをお読みになったら教えてくださいね。http://hawaii4u2c.blog63.fc2.com/blog-entry-469.html
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ANKOH | 2010.03.09 23:27
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「ダーウィンが、ガラパゴス諸島ではなく、ハワイ諸島で進化論を提唱していたら、ハワイの開発や観光のあり方も異なっていたかもしれない・・」という、お考えに「大賛成」です。「ゴキブリと人間、進化しているのはどちら…」という授業をしています。今回、カメハメハアカタテハの研究のために来ました。オハウ島では、個体数が激減しているようですね。いつか、お会いすることを楽しみに!