植物
テンニンカについて
東南アジア原産のテンニンカ(Rhodomyrtus tomentosa, rose myrtle/downy myrtle) は、標高200?640mの、程よく雨が降るところを好むため、ハワイ島ヒロの山手にちょこちょとと生えているだけですが、カウアイ島のキロハナ・クレーターの辺りでは大繁殖しています。
フトモモ科テンニンカ属の常緑低木(2?3メートルぐらいまで伸びます)で、繁殖すると、この植物だけが生える茂みとなってしまいます。木の実を食べる外来種の鳥(メジロなど)が種を運びます。
5弁の花はピンク色で、花径は3~5cm。1cmぐらいの黒紫色の小さな実がなります。
1920年以前に、観賞用の植物としてカウアイ島に持ち込まれたそうです。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。
2008-01-10 | Posted in 植物 | No Comments »
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