ノイオ(ヒメクロアジサシ)について

Noio

チドリ目カモメ科に分類されるヒメクロアジアシです。太平洋と大西洋の熱帯や亜熱帯の島々と海域に分布する海鳥です。体は灰色がかった黒ですが、頭のあたりは白っぽいです。
英語ではハワイ語ではblack noddy、ハワイ語ではノイオ(noio)と呼びます。
ハワイのヒメクロアジサシ(Anous minutus melanogenys)、ノイオは体長約14インチ、翼開長は約28インチで、海辺の断崖絶壁や樹上などに巣を作ります。
海岸から約40マイル以内の海域が餌場だそうです。アク(aku カツオ)など大きな魚に追われて、海面近くに上ってきた小さな魚をノイオが狙います。
航海中のカヌーにとって、大海原で島を探す手がかりとなる海鳥の一種だそうです。(伝統的な航海術のひとつ) ノイオは、朝、餌を求めて島から離れ、午後に戻ってきます。ノイオが向かっている方向を見れば、島がある方向が分かります。

 

2009-06-05 | Posted in No Comments » 
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