旅行記

いとしいカウアイ島への旅 3日目 その2

Hibiscus waimeae waimeae

夕方コーケエ・ロッジに立ち寄りました。そこにはカウアイ島固有のハイビスカス、コキオ・ケオケオが植えてあります。この種はワイメア・キャニオンと、そこから西と南西の海に面した谷にある種(Hibiscus waimeae waimeae)で、6-10メートルにも成長するそうです。
カウアイ島の北西や北側の谷には、別の亜種(Hibiscus waimeae hannerae)があります。 どちらの花もとても良い香りがします。

Hibiscus waimeae hannerae

コーケエとお別れの時間が近づいてきました。「あ?帰りたくない」っと叫んでしまいました。
小さな虹がでていました。そのときには写真を撮ることに夢中だったので気づかなかったですが、このブログを書きながら、あれっ変だなって思いました。夕方なのに虹が見えていた方角は西側です。これはrainbowではなくsundog(幻日)っていうものだったのですね。

Rainbow in Koke'e  

ワイメアの街へ下っていく途中、ニイハウ島が見え、太陽の光が雲から差し込む景色がとても幻想的でした。

Niihau 

車を停めた道の脇には、雑草にまぎれてビャクダン科のイリアヒが1本だけ生えていました。その小さな花はとても良い香りを放っていました。

Iliahi in Waimea 

ワイメアの街に下りてくると夕暮れ時で、空の色がピンク色になりました。急いで海辺へと車を走らせました。素晴らしいタイミングでした。夕焼けにココヤシに桟橋・・・・
そして気づいたのは・・・砂の色。白くなかったのです。カウアイ島にも黒い砂があるとは知りませんでした。真っ赤な溶岩が海に流れ込んでできる真っ黒な黒砂ではなくて、山側にある渓谷の古い溶岩が侵食を受けて砂粒となり、川の水に流され海に注ぎ出たものです。ハワイ島のワイピオ渓谷やポロル渓谷の海辺にあるような黒砂と同じようなタイプみたいでした。

Waimea in Dusk 

車の側にクマツヅラ科のポーヒナヒナが咲いていました。この葉の香りを楽しんでから車に乗りました。

pohinahina by the beach in Waimea 

 

2009-10-14 | Posted in 旅行記No Comments » 
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