植物
コー (サトウキビ)
サトウキビ(Saccharum officinarum)、ハワイ語ではコー。ポリネシア人がハワイに持ち込んだ東南アジア産のイネ科の多年草植物です。ハワイでは11月から12月ごろに約2年経ったものが穂を出します。(まれにですが狂い咲きする場合もあり、今年は今咲いているものが少しあります。)ススキのような穂です。
昔のハワイでは40種近くのコーが栽培されていたそうです。薬草として用いられた種のひとつはコー・ケアと呼ばれる種で、黄緑色の茎で、皮が薄いものだったそうです。ホヌア・ウラと呼ばれる赤い茎の種も薬用として用いられたそうです。
コーの葉は、屋内の壁に用いられ、場合によっては草葺の屋根や外壁にも用いられました。
2010-06-21 | Posted in 植物 | No Comments »
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