海洋生物

“A Privilege to See”

イーリオ・ホロ・イ・カ・ウアウア (ʻĪlio-holo-i-ka-uaua、ハワイモンクアザラシ、Hawaiian Monk Seal)は、1976年11月23日に絶滅危惧種と指定され以来保護されていますが、2009年には3回もモンクアザラシが人間によって殺されたという悲しくショッキングなできごとがありました。
2009年4月19日にはカウアイ島西部のカウマカニ・ビーチで生後5年の雄(RK06)の撃ち殺された死体が発見され、同年5月21日には同じくカウアイ島北部のピラア・ビーチで妊娠した雌(RK19)が撃ち殺されてしまいました。生後10数年と推測されていたこの雌は、過去に過去に5回子供を産んだそうで、殺されたときにお腹の中にいた子供は雄だったそうです。同年12月14日にはモロカイ島カウナカカイの海でもモンクアザラシの死体が発見されました。この生後20数年の雄も人間によって殺されていました。
2010年には個体数が1100ほどだけに減少してしまったといわれています。このビデオはハワイのモンクアザラシを守るためのカウアイ島のハワイアンたちからのメッセージです。

2011-01-19 | Posted in 海洋生物No Comments » 
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