植物
パラパライ
パラパライ(Palapalai)はフラの女神「ラカ」の化身(キノラウ)だと言われています。 パラパライはパライという別名もあります。ハワイ語でパライとは、恥ずかしくて、または恥じて、顔をそらすという意味です。
パラパライはコバノイシカグマ科(Dennstaedtiaceae)フモトシダ属のシダで、学名はMicrolepia strigosaです。ハワイだけでなく、ヒマラヤ、スリランカ、東南アジア、日本、ポリネシアに広く分布するシダです。ハワイでは主な島々の海抜0から1770メートルまでの乾燥気味の環境にも湿潤な環境にも分布しています。
日本ではイシカグマと呼ばれてます。カグマとはシダの古い呼び名で、石が多い場所に生えるというのがイシカグマという名前の由来だそうです。
学名の一部のstrigaはブラシのような短い毛のことを意味していて、それはこのシダの葉の裏には毛が生えているからです。でも、このシダは個体差が大きく、毛深いものもあれば無毛のものもあります。
2011-01-26 | Posted in 植物 | No Comments »
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