自然保護
Hawaii’s Birds Threatened by Invasive Predator
体長約65センチ、茶色っぽく、胴体が長く、足は短く、しっぽは長く、耳は小さく、昼行性で夜はねぐらで過ごすマングース。インド原産のジャワマングース(Herpestes javanicus)で、ハワイにはジャマイカ経由で1883年に持ち込まれました。サトウキビ畑のねずみを退治するためにという目的でしたが、これは大きな間違いでした。ねずみは夜行性だからです。役立たずどころか、地面に巣をつくるネーネー(ハワイガン)や、海辺で産卵するホヌ・エア(タイマイ)など在来種を捕食し生態系を破壊する厄介者扱いを受けるようになりました。メスは生後10ヶ月で性成熟し、1年に2-3回繁殖し、1回につき2-3匹生みます。
カウアイ島には持ち込まれなかったはずなのに、1976年にカラヘオで、道の脇でメスの死体が見つかりました。過去44年
の間にカウアイ島でマングースを目撃したという報告は160回以上あったそうですが、そのうち70件は過去10年間にだそうです。
これまでカウアイ島で目撃者はいても、マングースが捕らえられたことは一度もありませんでした。
ですが、2012年5月にリフエ空港の近くで1匹捕らえられ、2012年6月に2匹目がナウィリウィリ港の近くで捕らえられました。
カウアイ島でマングースを見かけたら、
(808) 821-1490 または kisc@hawaii.edu に連絡してください。
最新情報に関してはThe Mongoose Monitorをご参照ください。
http://www.hawaiiinvasivespecies.org/iscs/kisc/pests/mongoose/mongoosemonitor.htm
2013-01-07 | Posted in 自然保護 | No Comments »
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