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アララーの自然界に戻る第一歩
2002年に最後の野生のアララー(ハワイ固有のカラス、ハワイガラス)が姿を消してしまってから、当時飼育下のアララーの繁殖を進め、やっと今年12月14日に今年産まれた雄5羽をが自然界に放鳥されました。飼育されたアララーが放鳥されるのは1990年代ぶりです。30年以上自然環境保護したハワイ在来種植物が自生する森林に放鳥されました。そこはハワイ固有の鳥が12種生息している森林です。そこに順応して定着できますように!
アララーの遠い親戚にあたる南太平洋のニューカレドニアに生息するカレドニアガラスと同じように、アララーは道具を使って獲物を捕まえます。隔たれた島いう環境での共通した進化なのでしょうか。
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追記
残念ながら、放鳥されてから2週間内に、5羽のうち3羽は死んでしまったそうで、残りの2羽は、屋外に作られた檻に戻されました。
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