自然保護
地球温暖化抑止に資する国立公園
ハワイ火山国立公園は、Climate Friendly Parks「気候に優しい公園」つまり地球温暖化抑止に資する国立公園のひとつです。
2006年度のハワイ火山国立公園の温室効果ガスの総排出量は二酸化炭素に換算して5,971トン(metric tons of carbon equivalent: MTCE)です。その73%(4,372 MTCE)は自動車の排気ガスです。同国立公園の目標はは、2012年までに、同国立公園内で発生する温室効果ガスを2006年のレベルよりも12.5%削減させることです。手段のひとつは、訪問者用のシャトルバスとして同国立公園内に水素車を2台導入することです。
同国立公園の温室効果ガスの総排出量の13%(806 MTCE)は、使用する電力を発電するために排出されるものです。目標は同国立公園内で使用する電力の約15%を再生可能エネルギーによる電力にすることです。
その他、様々な温室効果ガスの排出量を削減するためのアクションプランが実施されます。
8月11日と12日に、国立公園訪問者のピーク時間帯である午前10時から午後3時まで、ハワイ大学マノア校の交通工学の教授Panos D. Prevedouros, Ph.D.の支持の下、彼の下で学ぶ学生、国立公園のスタッフ、ハワイ火山国立公園友の会のメンバーなど各日約20人が、同国立公園内で、訪問者の交通量や行動パターンの調査を行いました。この調査データは、シャトルバス導入のためにも必要なデータです。
私もこの調査に参加したのですが、今後もできる限り協力したいと思っています。
このブログは、ハワイ島でエコツアーを案内するHAWAII NATURE EXPLORERSの環境保護への取り組みのひとつです。緑豊かなヒロよりアロハをこめて発信しています。
2007-08-13 | Posted in 自然保護 | No Comments »
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