絶滅してしまったハワイの鳥達

以下は、1800年代から現在までの間に絶滅してしまったハワイの鳥達のリストです。
ビショップ博物館よるHawaii Biologicalo SurveyのHawaii’s Endangered and Threatened Speicies Web Siteというサイトの2008年2月更新されたHawaii’s Extinct Species–Birdsというページからの情報です。
最後に観察された年、名前(学名)
1824 Oahu Thrush (Myadestes woahensis)
1837 Oahu O`o (Moho apicalis)
1837 Oahu `Akialoa (Hemignathus ellisianus ellisianus)
1859 Kioea (Chaetoptila angustipluma)
1860 Oahu Nukupu`u (Hemignathus lucidus lucidus)
1884 Hawaiian Rail – Moho (Porzana sandwichensis)
1891 Lesser Koa Finch (Rhodacanthis flaviceps)
1892 Ula-ai-hawane (Ciridops anna)
1893 Oahu `Akepa (Loxops coccinea wolstenholmii)
1894 Lanai `Akialoa (Hemignathus ellisianus lanaiensis)
1894 Kona Grosbeak (Chloridops kona)
1895 Hawaii `Akialoa (Hemignathus obscurus)
1896 Greater Koa Finch (Rhodacanthis palmeri)
1898 Hawaii Mamo (Drepanis pacifica)
1900 Greater `Amakihi (Hemignathus sagittirostris)
1907 Black Mamo (Drepanis funerea)
1913 Lanai Hookbill (Dysmorodrepanis munroi)
1923 Laysan Millerbird (Acrocephalus familiaris familiaris)
1923 Laysan Honeycreeper (Himatione sanguinea freethii)
1931 Lanai Thrush (Myadestes lanaiensis lanaiensis)
1934 Hawai`i O`o (Moho nobilis)
1937 Lanai Creeper (Paroreomyza montana montana)
1944 Laysan Rail (Porzana palmeri)
1963 Kakawahie (Paroreomyza flammea)
1965 Kaua`i `Akialoa (Hemignathus ellisianus procerus)
1981? Bishop’s O`o (Moho bishopi)
1985 Kaua`i O`o – `O`o `a`a (Moho braccatus)
1988 Moloka`i Thrush (Myadestes lanaiensis rutha)
1890年代が、絶滅した種が一番多かった時期のようです。種が発見されないまま絶滅してしまった種もあるかもしれません。このような記録が残されるようになる前に絶滅してしまった種もいます。そしてこのリストには含まれていませんが、Alalaは自然界では絶滅してしまっていて、飼育センターにしかいませんし、O’uやPo’uliも絶滅してしまった可能性が高いです。(ひっそりとどこかで棲息しているかもというのは希望的観測です)

 

2009-01-23 | Posted in 2 Comments » 

コメント2件

 mami | 2009.01.27 1:33

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1890年代というとハワイ王朝が終わったころですよね。
何か関係がありそうですよね。
これ以上絶滅させない為にはどうしたらいいんだろう…。
私たちにできることはあるのでしょうか。

 Kumiko | 2009.01.27 16:51

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現在わずかに残っている種に関しては、森林再生をすることや、森林をイノシシやヤギやヒツジなどから守るためにフェンスで取り囲むこととか、外来種の植物の繁殖を抑えることとか、鳥を食べてしまうようなヘビがハワイに渡ってこないように注意するとか、色んな対策をしないといけません。
実際に保護されているところと、されていないところでは、大きな差があります。保護されていないところでは、個体数が減少する一方ですし、保護されるべきところなのに、保護されていないというところが多いというのが現状です。
外来の鳥が持ち込んだ鳥の病気を蚊が媒介するのですが、地球温暖化とともに、蚊は標高が高いところにも増えています。特にカウアイ島のように高い山がない島では、鳥達が逃げていくところがないので、深刻な問題です。

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