蝶など

Snail Feeding Hawaiian Caterpillars

ハワイには、陸貝を捕食する蛾の幼虫がいます。
カザリバガ科(Cosmopterigidae)のHyposmocomaという属は、ハワイ固有の属で、この属の種はこれまでに350種以上発見されているそうです。そのうちほとんどの種は、幼虫は口から出した糸と身の回りにあるもで円筒形の携帯巣(ケース)を作り、ミノムシのようにその中で生活します。
溶岩台地に住むもの、雨林に住むものなど様々な環境の種がいるそうです。どの種も朽木や地衣類など植物性のものを食べるのですが、2005年に陸貝を食べる種(Hyposmocoma molluscivora)がマウイ島で発見されました。その後、モロカイ島でも、カウアイ島でも、ハワイ島でも発見されました。
獲物の貝が逃げたり葉から落ちたりしないように口から糸を出して獲物の貝殻を固定します。自分の巣も固定させてから、獲物の貝殻の中に入り込み、その軟体部を食べるそうです。
Snail Feeding Hawaiian Caterpillars

 

A New Speices of Snail-Feeding Caterpillar from Maui, Hawaii

Honolulu Star-Bulletin July 22, 2005 "Unique isle caterpillar feasts on unusual fare"

2010-01-11 | Posted in 蝶などNo Comments » 
Comment





Comment



CAPTCHA