植物

Karakanut

karakanut tree

ニュージーランド原産のコリノカルプス科(Corynocarpaceae)ラエヴィガタス属(laevigatus)の植物です。カラカナット(Karakanut)またはニュージーランド・ローレル(New Zealand Laurel)という俗名です。学名はCorynocarpus laevigatusです。
カウアイ島には1891年より前に持ち込まれたそうで、コーケエの辺りでは1912年には既に帰化植物となっていたそうです。1929年にはカウアイ島中央部に、この植物の種を飛行機から巻き散らかしたそうです。そのことに関して知ったとき、ビックリしました。いったいなぜ? 
オアフ島、モロカイ島、ハワイ島でも帰化しているそうですが、カウアイ島ほど繁殖が進んでいません。野ブタが実を食べて繁殖の範囲を広めているようです。
3-15mに成長する木で、その光沢のある葉はハワイの森では目立ちます。

Karakanut drupe

熟した実はオレンジ色で、ビワのような香りがします。味はビワのような、リンゴっぽい味です。種には毒があるそうです。  

 

Karakanut leave

5-6年前にカウアイ島のコーケエで写したカラカナットの花です。当時、私はこれが何という植物なのか知らなかったのですが、今回やっと分かりました。

Karakanut flowers

 

2009-10-16 | Posted in 植物No Comments » 
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