自然観察旅行

バードウォッチング: ハワイ島の鳥達に出会うツアー

with Jack

<<糸嶺 篤人さんと宏子さんからのお便りです。>>
長谷川久美子様
9月26日にハカラウ野生生物保護区でのバードウオッチングに連れて行っていただいた糸嶺です。
その節は大変お世話になり、ありがとうございました。おかげさまで、念願の「ネネ」やミツスイたちに出会うことが出来ました。
ハカラウに着いて、すぐに私達を見に頭上を舞ってくれた、3羽のネネの羽音は忘れられません。普段日本で鳥を見ていると、ガンがこんな山のなかにいる(というよりほとんど山のなかにしかいない)というのは違和感が強く、人間の営みがどれほど野生動植物に影響してきたかを悲しくも思わざる得ません。でも、隣の島にも飛べないほどハワイに順応した(翼は小さくなり、足が強くなって、水かきも小さい・・・)ネネ達にとってはこれがふつうなのでしょうか。直前のキラウエアでは期待していたにもかかわらず、見られなかったので、余計嬉しかったのです。
ミツスイたちやオマオやエレパイオもあの森に守られて元気に飛び回っていたのが目に焼きついています。イオも上空を舞ってくれましたし。偶然とはいえJackさんが絶滅寸前の樹を森に戻す所にも出会えました。(図鑑にサインまでいただきました!、機会がありましたら喜んでいたとお伝えください)
コナ泊でヒロから2往復もしていただき、朝5時から多分帰りつかれたのは23時位になったと思うのですが、本当にありがとうございました。お疲れになったと思います。
道中の景色もご馳走でしたが、それにも増して、長谷川さんのハワイ島の歴史を踏まえた色々な問題意識や、現状のお話が、観光客向けの通り一遍の解説とは全く違った次元で、ハワイ独特の自然から地球全体への広がりをもって感じられました。
それにしてもハワイ島はすごい所でした。その感動を揺ぎ無いものにしていただいた長谷川様にお会いできた幸運にも感謝いたします。
追伸:東京でバードウオッチングをする機会がありましたら明治神宮の森はご案内します。

2008-09-26 | Posted in 自然観察旅行Comments Closed