BLOG, 自然保護,

“The Endangered Forest Birds of Hawaii”

カウアイ島の絶滅危惧種の森の鳥たちを保護するための努力に関するビデオです。カウアイ島のツグミ「プアイオヒ」、ハワイミツスイの「アキキキ」(現在の個体数は約450)と「アケケエ」(現在の個体数は約950)の3種です。

「アキキキ」と「アケケエ」は2010年に絶滅危惧種に加えられました。ノブタの侵入がないように森林をフェンスで囲んで保護し、ノネズミ退治をし、外来植物の駆除もします。2015年から、10~15メートル平均50時間もかけて巣を探し、17ミリ程度の小さくデリケートな卵を採集し、飼育の努力も行っています。飼育センターでの個体数が十分な数に達したら放鳥が始まります。

「プアイオヒ」の同じようは飼育・放鳥プログラムは上手くいき、これまで何百羽ものプアイオヒが放鳥されました。

このビデオでは、ハワイ島の絶滅危惧種(野生絶滅)のカラス「アララー」のことも学ぶことができます。人間がハワイ諸島に移住してくるまでは、約5種のカラスがハワイ諸島に棲んでいたということが分かっています。現在112の成鳥が飼育センターにいます。今年放鳥された若い5羽のうち3羽は死んでしまいましたが、今後の放鳥プログラムの成功を祈っています。

The Endangered Forest Birds of Hawaii from Hawaii DLNR on Vimeo.

2017-01-30 | Posted in BLOG, 自然保護, No Comments » 
Comment





Comment



CAPTCHA