自然保護

森を守る犬

ohia-fern forest 

ハワイ火山国立公園では貴重な森林地帯を保護しています。特に重要な場所はフェンスで取り囲んで野ブタの侵入を防ぎます。

HVNP hunting dog

野ブタのハンティングも行っています。猟犬(hunting dogs)とプロの猟師(professional hunters)を使って野ブタの繁殖を抑えています。現在十数匹の猟犬が森の保護に貢献してくれています。この写真は国立公園のマイクさんとベラという雌の猟犬です。

2011-02-11 | Posted in 自然保護2 Comments » 

 

「NO DUMPING」

NO DUMPING
ハワイ島ダウンタウン・ヒロの足元で見かけるもの。
落ちたゴミは、すぐ側にあるヒロ湾に流れ込んでしまいます。
ゴミは落とさないように、捨てないように。
2010-12-10 | Posted in 自然保護2 Comments » 

 

プラスチック!

2010-12-03 | Posted in 自然保護No Comments » 

 

雨林を守ろう。

Important Message
いったん雨林が伐採されると、
そこに棲む野生生物が永遠にいなくなってしまいます。


このサインは先月次女が、
ニューヨーク市のロンクス動物園(Bronx Zoo)で見つけたものです。
森林の減少は世界中で深刻な問題となっています。
ハワイには雨林だけでなく、色んなタイプの森林があります。
現在は元々あった森林地帯の半分ほどしか残っていません。
アメリカ合衆国の絶滅危惧種の約60%はハワイ固有の動植物です。
The Nature Conservancy
“Last Stand – The Vanishing Hawaiian Forest”
2010-11-15 | Posted in 自然保護No Comments » 

 

ハカラウ・フォーレスト国立野生生物保護区

Native Understory Species 1

ハワイでは、サトウキビ・プランテーションや牧場経営などのために、多くの森林地帯がなくなってしまっていますが、残された森林地帯は、西洋人により移入された草食動物により、本来の姿を残しているところはほとんどない状態になっていました。特に下栄えの植物が動物たちによる食害を受けて減少しています。それに加え外来植物の侵入という問題もあります。 (「今もなお手付かずの自然が多く残るハワイ島」などと書かれた観光ガイドブックなどがあるかもしれませんが、それは事実から離れていると思います。他の島よりも面積が広い分、破壊されてしまった部分も他の島よりも広いのです。大いに人間の手助けが必要です。)
ハカラウ・フォーレスト国立野生生物保護区では、過去の牧場経営により破壊されてしまった広範囲に広がる土地の森林再生に努力を注いでいます。オーヒア・レフアよりも成長が早いコアの木を植えて、次に下栄えの植物を植えます。わずかに残っていたオーヒア・レフアなどの大木の下には、オーマオというハワイ島固有のツグミが餌とする実のなる植物が、オーマオに運ばれてきて芽生え茂ってきます。

Native Understory Species 2 

2010年9月1日には、下院議員のメイシー・ヒロノ女史たちが、ヘリコプターでハカラウ・フォーレスト国立野生生物保護区に訪れ、ハワイ固有動植物の実態や保護・管理についての概要を体験を通して視察してくださいました。この2枚の写真の植物は、ヒロノ女史たちに見ていただいたハワイ固有植物の苗木です。2010年5月25日にヒロノ女史が「H.R. 5380: Hakalau Forest National Wildlife Refuge Expansion Act of 2010」という法案を提出してくれました。 この法案が可決され法令となれば、ハカラウ・フォーレスト国立野生生物保護区が拡大されます。
ハカラウ・フォーレスト国立野生生物保護区は1985年に設立されました。ハカラウ・フォーレスト・ユニットは32700エーカーで数年前までは12人のスタッフで、コナ・フォーレスト・ウニットは5300エーカーで2人のスタッフで管理されていましたが、現在のスタッフ数はハカラウ・フォーレスト・ユニットの7人だけだそうです。スタッフの数を増やすことが可能となりますように。
 

2010-11-01 | Posted in 自然保護2 Comments » 

 

Earth’s Tipping Points – In-Depth with Dr. James Hansen, Director of NASA’s Goddard Institute for Space Studies

以上は 英語のビデオですが、以下のビデオは異なるものですが日本語です。
地球温暖化と海面上昇 1/2
地球温暖化と海面上昇 2/2 
私達人間の経済活動や生活が地球環境に影響を及ぼした結果、地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、河川・海洋汚染などの問題が悪化しています。旭硝子財団により地球環境の修復を願って、地球サミットが開催された1992年)に、地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績を称える地球環境国際賞「ブループラネット賞」を創設されました。
ジェームス・ハンセン博士はNASAゴダード宇宙科学研究所のディレクターです。早期から気候変動問題に取り組み、1987年に、大気の放射エネルギーの流れを表す”放射強制力”の概念を基に気候変動問題の分析し、全球気候モデルの開発に成功し、気候モデルに基づき“将来の地球温暖化”を予見して、その早急対策を積極的に政府に求めました。地球温暖化の危険性をいち早く世に知らしめましたことが評価されました。2010年6月に ジェームス・ハンセン博士は2010年度(第19回)のブループラネット賞の受賞者として選ばれました。

2010-10-25 | Posted in 自然保護No Comments » 

 

「350」って?

大気中のCO2(二酸化炭素)は地上からの熱が宇宙へと放散するのを防いでくれる大切なガスです。しかし、その濃度は年々高くなり、地球温暖化が加速しています。2009年の平均濃度は387.35ppm(parts per million、 パーツ・パー・ミリオン)でした。人類と人類と共存する生き物達にとって大切な自然環境を維持するためには350ppm未満に戻して維持する必要がありますが、現在の傾向が続けば、地球にとって取り返しのつかないことになると言われています。
CO2Now.org
350.org
ハワイ島マウナ・ロア気象観測所について

2010-10-22 | Posted in 自然保護2 Comments » 

 

プラスチック製の海洋ゴミの問題

クレ環礁を含めハワイ諸島のコアホウドリたちは、プラスチック製のゴミによって死に関わる被害を受けています。海面 に浮いているゴミを餌と間違えて飲み込み、それを雛に与えます。このビデオはクレ環礁のコアホウドリのもので、この雛の死体からは306個ものゴミが出てきたそうです。中には15センチほどの長さのゴミもあったそうです。

これはミッドウェイ諸島のビデオです。

2010-09-20 | Posted in 自然保護2 Comments » 

 

「野生動物に餌を与えないでください。」

DO NOT FEED THE WILDLIFE
Please DO NOT feed the wildlife.

「野生動物に餌を与えないでください。」というサインです。そこにいる鳥はハワイ固有のガン、ネーネー。餌を与えてはいけないのは、鳥だけではなく全ての野生動物です。ウミガメや魚もです
栄養的に不適切なものや有害な食べ物であると健康を損ないます。パンなどを食べてお腹は一杯になっても十分に栄養を得ることができません。
餌をもらうことに慣れてしまうと、自分で食べ物を見つけ出すという能力を失ってしまいます。
餌をもらうために道路や駐車場に出て来て、車に轢かれてしまうこともあります。
人を怖がらなくなり、餌をねだり、噛み付いてきたり、襲いかかってくることもあります。
不自然に個体数が増えたり、本来その動物が食べるものが極端に増えて、連鎖でその地域の生態系に悪影響を及ぼすことになります。
場所によっては、特定の動物が狭い範囲に集中すると、病気が感染する確立が高くなります。
野生動物を近くで観察することができなくても、それは自然なことです。野生動物にストレスを与えないように距離を保って、そっと静かに野生生物の本来の生態を観察するのが理想的です。

2010-09-13 | Posted in 自然保護No Comments » 

 

ハワイ: 侵入種問題への対策を推進する委員会

Don't spread the seeds.

このポスターはカウアイ島で見つけたものです。 カウアイ島の侵入種委員会(Kauai Invasive Species Committee、KISC)によるポスターで、外来植物の種が靴に付いた土や泥について運ばれ、繁殖範囲が広がるのを防ぐために、土や泥をこすり落としてくださいというものです。
このポスターの側には、このようなものが置いてあります。

Scrub Your Boots! 
ハワイでは、どの島も外来の動植物による問題が大変深刻です。カウアイ島だけでなく、ハワイ島、マウイ島、モロカイ島、オアフ島にも侵入種問題への対策を推進する委員会があります。

ハワイ島:Big Island Invasive Species Committee (BIISC)

カウアイ島:Kauai Invasive Species Committee (KISC)

マウイ島:Maui Invasive Species Committee (MISC)

モロカイ島:Molokai Invasive Species Committee (MoISC)

オアフ島:Oahu Invasive Species Committee (OISC)

2010-09-08 | Posted in 自然保護No Comments »