植物

I ola ‘oe, i ola mākou nei.

もともと乾燥林があったのに、今はすっかりなくなってしまったところで、森林再生のボランティアをしています。

今年のハワイの夏は雨が少なく、夏が長かった感じですが、やっと冬になり、雨が多くなってきました。

なので、先月の終わりから、何百本もの苗木を植えました。まだまだこれから沢山植えます。全てハワイ在来種と固有種。

夏が来る前に植えた植物たちが元気に育っている姿を見ると、とても嬉しいです。

一本一本植えながら、

I ola ‘oe, i ola mākou nei.
If you thrive, we thrive.
貴方が健康に育てば、私たちも健康に育つ。

と話しかける。

2020-11-28 | Posted in BLOG, ハワイ語, 植物No Comments » 

 

花の香

 

私は花の香を嗅ぐのが大好きです。リゾートホテルの庭ではプルメリアをよく見かける場合が多いですが、今回3種類の木の花の香を比べてみました。それぞれ特徴がありましたが、この3つの中ではピンク色の花の香がクリーミーで気に入りました。

 

だけど、プルメリアよりも、私がもっと気に入っている花は、これ。マイア・ピロ(Capparis sandwichiana )の花。夕方になると開きます。香は優しい香りです。これはハワイ固有の植物。外来種のプルメリアに比べたら庭木にはあまり向かないのかもしれないけれど、もっともっと、あちこちに植えてもらえたらいいのになあと、いつも思います。海岸に近い環境に自生する植物です。

 

2017-06-11 | Posted in BLOG, 植物No Comments » 

 

ハワイ:私はやっぱり山の自然が好き

私がハワイにいながらハワイが恋しくなる時、それはハワイ固有の植物がないところにいる時。オアフ島に行くたびにオーヒア・レフアやコアの森が恋しくて恋しくてたまらなかった私。でも・・・

先月、オアフ島の山地に残るハワイの自然の一部になることができました。とっても幸せでした。大きなコアの木をハグしました。

オーヒア・レフアの老木もありました。外来種もちょこっとだけありましたが、ほぼ在来種の環境。

 

オーヒア・レフア、コア、イエイエ、コーピコ、ナウパカ、ホイ・クアヒヴィ、ウキ、ロウル、ハープウ、ウルヘ・・・。そして少しだけだったけれど、アパパネとアマキヒの声が聞こえました。

 

2017-05-02 | Posted in BLOG, 植物No Comments » 

 

ハワイアン航空のためのシグ・ゼーン・デザイン「アウリッイラニ」

ハワイアン航空のプレミアムキャビンでは、キルトやアメニティー・キットがシグ・ゼーンがデザインした「アウリッイラニ」レフアの花。(‘Auli‘ilani lehua flower pattern) アウリッイとは、小さくデリケートで綺麗な(dainty)、整った(neat)、可愛い(cute)、非常に美しい(exquisite)、素敵な(nice)という意味。ラニは、空(sky)や天(heaven)という意味。

2016-10-08 | Posted in BLOG, ハワイの文化, 植物No Comments » 

 

コウのレイ

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コウの花で作られたレイ。ムラサキ科カキバチシャノキ属の「コウ」は、ハワイの在来種。でも、ポリネシア人によりハワイに持ち込まれた植物でもあるといわれています。http://hawaii4u2c.com/?p=4386

2015-11-04 | Posted in BLOG, Gallery, 植物No Comments » 

 

Preventing Plant Extinction in Hawaii

2014-01-05 | Posted in BLOG, 植物No Comments » 

 

コウ

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ムラサキ科カキバチシャノキ属の「コウ」 (Cordia subcordata)は、ポリネシア人によりハワイに持ち込まれた植物だと思われていましたが、カウアイ島のマーハーウレプーでの化石調査の結果、ポリネシア人渡来以前からハワイに自生していた植物でもあるということがわかりました。東アフリカからインド、インドシナ半島、海南省、タイ、マレー半島、太平洋地域に広く分布する植物です。ハワイでは、葉は染料として用いられ、木は食べ物を入れるための器に用いられました。

The design on the shirt is by Sig Zane. シャツのデザインはシグ・ゼイン http://www.sigzane.com/

2013-10-20 | Posted in BLOG, Gallery, 植物No Comments » 

 

マイレ

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ハワイでレイに用いられる「マイレ」はキョウチクトウ科アリクシア属(シマテイカカズラ属)の植物で、ハワイ諸島を含むポリネシアの島々や、オーストラリア、ニュー・カレドニアに渡り広く分布する植物です。(学名はAlyxia stellata 、旧名はAlyxia oliviformisで、以前はハワイ固有種とされていました。) 桜餅の天然香り成分でもあるクマリンを含んでいて、バニラに似た甘い芳香があります。昔はカパ(樹皮を打ち伸ばして作る伝統的な布)の香料としても用いられていました。

シャツのデザインはシグ・ゼイン http://www.sigzane.com/によるものです。

2013-10-19 | Posted in BLOG, Gallery, 植物No Comments » 

 

レイ

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10個ぐらい並んでいたレイ。それぞれ色とりどり個性的でした。そんな中でも私が一番きれいだなと思ったのは、ハワイにもともと自生する植物dけで作られたもの。やっぱりネイティブなものがいい。心に響くものがあるから。

 

2013-09-09 | Posted in BLOG, Gallery, 植物No Comments » 

 

照りつける太陽の下で

2012年6月11日、ハワイ島北部のコハラ。強く照りつける太陽の光をいっぱい浴びて、強く吹き付ける風にも耐えて、たくましく生きている植物たち。

Pua Kala in Kohala 06-11-12

この日、色んな植物を見ましたが、特に私の気を引き付けたのは、ハワイ固有のポピー「プア・カラ」。pua kala ハワイ語でプアとは花のこと、カラとは棘のこと。ケシ科アザミゲシ属、アザミのように棘があります。 Argemone glauca

Naupaka Kahakai in Kohala 06-11-12 

ナウパカ・カハカイ」の花もたくさん咲いていました。小さな花だけど、艶やかな緑の葉に映えてとても印象的です。

Pau O Hiiaka in Kohala 06-11-12

そしてヒルガオ科の「パーウー・オ・ヒイアカ」の花。 pāʻū o hiʻiaka  花の色は、とても涼しげな薄い青です。ハワイ語でパーウーとはスカートのことで、ヒイアカとは火山の女神ペレの妹の名前です。ヒイアカのスカートという意味を持つ名前です。火山の女神ペレはサーフィンに夢中になってしまって、浜辺で待っている幼いヒイアカのことをすっかり忘れていました。ヒイアカのことを思い出し、慌てて浜辺に戻ると、この花が炎天下のヒイアカをそっと覆って守ってくれていたという伝説があります。
余談: Jacquemontia sandwicensis という学名は、植物調査も行っていたフランスの地質学者、ビクター・ジャックモント(Victor Jacquemont , 1801-1832)にちなんで名付けられた属名Jacquemontia と、ハワイ諸島はキャプテン・ジェイムス・クックの太平洋探検航海の有力な支持者であったイギリスの第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギュー(John Montagu, 4th Earl of Sandwich, 1718-1792)にちなんでサンドウィッチ諸島 “Sandwich Islands”と呼ばれていたことに由来するsandwicensisという種小名です。 以前はJacquemontia ovalifolia ssp. sandwicensis という学名(ovalifoliaという楕円形の葉を意味する種小名の、東アフリカと西アフリカに分布するものや、東メキシコから西インド諸島(カリブ諸島)の一部であるアンティル諸島にかけて分布するするものと異なるのでsandwicensis という亜種名)でしたが、これら3つの亜種の系統関係が核と葉緑体DNA塩基配列に基づいた研究の結果、3地域に沿った分化を起こしていることが明らかになりました。(2010年)

2012-06-25 | Posted in 植物2 Comments »