ハワイアン・ミュージック
Ka Uluwehi O Ke Kai
先月、次女と三女と海に行きました。ホヌ(アオウミガメ)が直ぐ側で海草を食べていました。紫色のサンゴも見えたし、銀色をした小さな魚が何匹か、大きい魚に追われてか、水面をジャンプするかのように飛んででてきました。アホレホレという魚だったのかな・・・
この日、次女と三女は海の側の芝生の上でフラを踊ってくれました。3年ぐらい前に習ったKa Uluwehi O Ke Kaiという曲で、自分達で覚えている範囲で歌を歌いながら踊ってくれました。海辺で海に関した歌でしたから、とてもぴったりでした。その歌を日本語に訳してみました。
Ka Uluwehi O Ke Kai
Plants of the Sea
Words & Music by Edith Kanaka’ole
He ho’oheno ke ‘ike aku
Such a delight to see
Ke kai moana nui la
The great big ocean
Nui ke aloha e hi’ipoi nei
So familiar and very cherished
Me ke ‘ala o ka lipoa
With its fragrance of the lipoa
He lipoa i pae i ke one
It is lipoa which washed ashore
Ke one hinuhinu la
Onto the shiny white sand
Wela i ka la ke hehi a’e
Hot from the heating sun as you step on it
Mai mana’o he pono keia
Don’t think that this is fun
Ho’okohukohu e ka limu kohu
How enticing is the display of limu kohu
Ke kau i luna o na moku la
Atop the rocks
‘O ia moku ‘ula la e ho
Enticing one to pick them
‘Oni ana i ‘oi ‘ane’i
As they sway to and fro
Ha’ina mai ka puana
Let the story be told
Ka lipoa me ka limu kohu
Of the lipoa and the limu kohu
Hoapili ‘oe me ka pahe’e
Close companions of the pahe’e
‘Anoni me ka lipalu
Intermingled with the lipalu
海草
作詞・作曲:イーディス・カナカオレ
訳:長谷川久美子
心が和む眺め
広く大きな海
とても親しく、大切に思う
リポアの香りがする
砂浜に打ち上げられたリポア
光り輝く砂
砂を踏むと、太陽の光に晒されていて熱い
これは楽しいこととは思わないで
リム・コフの姿に気を引かれる
岩の上にある
採りたくなる
ゆらゆら揺れると
話を繰り返すと
リポアとリム・コフ
パヘエヘエの親しい仲間
リパルと絡み合って
追記: このブログに、この歌の日本語訳を書いてからしばらく経った2008年11月25日、この歌を口ずさみながら、この歌の裏に隠されている意味が、急に目に浮かんできました。リポア、リム・コフ、パヘエヘエ、リパルは海草の仲間達、でも隠された裏の意味は男性なのだなと。色んな男性に気を引かれながら、恋人選びをしている様子が目に浮かびました。
Edible Limu… Gifts from the Sea
ReefWatcher’s Field Guide to Alien and Native Hawaiian Marine Algae
Invasive Marine Algae of Hawai‘i
‘Ulili E
George Keahi & George Naopeの歌で、IzことIsrael Kamakawiwo’ole歌うUlili Eという歌があります。 ウーリリ(メリケンキアシシギ)の歌です。歌詞の中にコーレア(ムナグロ)も出てきます。とても素敵な響きの歌です。
‘Ulili ē
The sandpiper
‘Ulili ho’i
The sandpiper returns
‘Ulili holoholo kahakai ē
Sandpiper runs along the beach
‘O ia kai ua lana mālie
Where the sea is peacful and calm
Hone ana ko leo e ‘ulili ē
The voice of the sandpiper is soft and sweet
O kahi manu noho ‘ae kai
Little bird who lives by the sea
Kia’i ma ka lae a’o kekaha
Ever watchful on the beaches
‘O ia kai ua lana mālie
Where the sea is peacful and calm
Hone ana ko leo kolea ē
The voice of plover is soft and sweet
Pehea ‘o Kahiki? Maika’i nō
How are you, stranger? Very well
‘O ia ‘āina ‘uluwehiwehi
You grace our land
I hui pū ‘ia ke onaona
Imbued with fragrance
(訳:長谷川久美子)
ウーリリよ
ウーリリが戻ってくる
ウーリリが海辺をはしる
静かで穏やかな海の辺で
ウーリリの声は優しく愛らしい
渚に住むこの鳥
海辺を用心深く見ている
静かで穏やかな海の辺で
コーレアの声は優しく愛らしい
元気かい、海の向こうから来たのかい? お?良かった
君はこの土地を引き立ててくれる
優しい香りに満ちたこの土地を
Facing Future (Israel “IZ” Kamakawiwoole)
Facing Future
(1995/03/14)
Israel Kamakawiwo’ole
このCDの詳細を見る
お勧めのCDです。IZの歌声からハワイの自然と文化への愛が伝わってきます。
1. Hawai’i 78 introduction 視聴する
2. Ka Huila Wai 視聴する
3. ‘Ama’ama 視聴する
4. Panini Pua Kea 視聴する
5. Take Me Home Country Road 視聴する
6. Kuhio Bay 視聴する
7. Ka Pua U’i 視聴する
8. White Sandy Beach of Hawai’i 視聴する
9. Henehene Kou ‘Aka 視聴する
10. La ‘Elima 視聴する
11. Pili Me Ka’u Manu 視聴する
12. Maui Hawaiian Sup’pa Man 視聴する
13. Kaulana Kawaihae 視聴する
14. Somewhere Over The Rainbow 視聴する
What A Wonderful World
15. Hawai’i ’78 視聴する
Pili Me Ka’u Manu
IZことIsrael Kamakawiwooleが歌うPili Me Ka’u Manuはコーレア(ムナグロ)に関わる歌です。日本語に訳してみました。
Pili Me Ka’u Manu – The Hula Kolea
Composed By: Johnny Spencer
Performed By: IZ
Kolea kai piha!
A plover eating at the edge of the sea!
I aha mai nei?
What is it saying to me?
Kunou mai nei.
It keeps bobbing its head.
E aha kakou?
To do what would you counsel?
E ai kakou.
Why, eat its plump body!
Nohea ka ai?
Whence comes this sweet morsel?
No Kahiki mai.
From the land of Kahiki.
Hiki mai ka lani.
When our sovereign appears,
Olina Hawaii,
Hawai’i gathers for play.
Mala’ela’e ke ala,
Stumble blocks cleared from the way,
Nou e ka lani.
Fit rule of the kings highway.
Puili pu ke aloha.
Let each one embrace then his love;
Pili me ka’u manu.
For me, I’ll keep to my dove.
Ka puana a ka moe?
Hark now, the signal for bed!
Moe oe a ho’olana.
Atentive then to loves tread,
Ka hali’a a hiki mai;
While a wee bird sings I the soul.
O’oe pu me a’u
My love comes heat-whole.
Noho pu i ka wai aliali
Then quaff the waters of bilss.
Ha’ina ia ka puana
Say, what is the key to all this?
O ka hua o ke kolea, aia i Kahiki.
The plover eggs laid in Kahiki.
Hiki mai lou aloha. Ma’ele au.
Your love. When it comes, finds me dumb.
(訳:長谷川久美子)
コーレアが海辺で餌を食べている!
私に何と語りかけているのだろう?
頭を上げたり下げたりしている
私達は何をする?
食べよう
この美味しいものはどこからくる?
はるか海の彼方からやってくる
王が現れると
ハワイは喜びに満ちる
道から障害物は取り除かれる
王のために
王の愛を共に包み込む
自分の愛人(歌詞の中では鳥と表現している)に忠実でいる
さて、横になる合図?
安らかに、そして夢心地
ふと思い出す
私の想いが熱くふくれあがる
喜び(歌詞の中では白い水と表現している)に浸る
何が言いたいかというと
コーレアの卵は、はるか海の彼方
あなたの愛が来ると、胸が踊る
フラ・コーレアというフラでは、踊り手は楽器などはなしで、1列に並んで同じ方向に向き膝をついてコーレアの動きや特徴を真似た動きをしたそうです。
昔のハワイの人たちは、わなを仕掛けて、海辺で餌をついばんでいるコーレアを捕まえていたそうです。歌のあちこちんび2重の意味があるようです。ロマンチックな表現、ドキっとするような表現、センシュアルな表現が多いです。深い意味がある歌です。
ネットラジオ:IRH-Live!
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Alone in IZ World (Israel “IZ” Kamakawiwoole)
イズこと故イズラエル・カマカヴィウォオレの優しい歌声を聞くと、彼のハワイに対する愛情と敬意が深く伝わってきます。
Alone in IZ World
(2001/10/16)
Israel "IZ" Kamakawiwoole
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1. Mona Lisa | 試聴する |
2. Kaleohano | 試聴する |
3. ‘Ulili E | 試聴する |
4. Hanohano Wale No Na Cowboy and Ka Huila Wai | 試聴する |
5. Hi’ilawe | 試聴する |
6. Henehene Kou ‘Aka | 試聴する |
7. Ahi Wela / Twinkle Twinkle Little Star | 試聴する |
8. ‘Opae E | 試聴する |
9. Starting All Over Again | 試聴する |
10. Over the Rainbow | 試聴する |
11. Panini Puakea | 試聴する |
12. La ‘Elima | 試聴する |
13. In This Life | 試聴する |
Wonderful World (Israel “Iz” Kamakawiwo’ole)
Wonderful World
(2007/06/26)
Israel "Iz" Kamakawiwo’ole
このCDの詳細を見る
1. What a Wonderful World | 試聴する |
2. ‘Ama ‘Ama | 試聴する |
3. Henehene Kou ‘Aka | 試聴する |
4. Twinkle Twinkle Little Star | 試聴する |
5. E Ku ‘U Morning Dew | 試聴する |
6. White Sandy Beach | 試聴する |
7. Kaleohano | 試聴する |
8. Ka Huila Wai | 試聴する |
9. ‘Opae E | 試聴する |
10. Ke Alo O Iesu | 試聴する |
11. ‘Ulili E | 試聴する |
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Ke-au-kaha
ケアウカハ(さっと言うとケオゥカハと聞こえます。)とはハワイ語で通り過ぎる海流という意味。(Keaukaha: the passing current) ケアウカハはヒロ湾より東に続く海岸線沿いの地区。ケアウカハは地元っ子が海と接する場所。ケアウカハはハワイアンの血を引く住民が多い場所。ケアウカハは大地と海と空と人の心がつながっているところ。
ケアウカハの海辺は巨大な火山マウナ・ロアが流しだした溶岩の指先です。真っ黒な溶岩の合間に白い砂があるところや、黒と緑の砂の小さな浜辺もあります。ケアウカハから見えるマウナ・ケアはとても清く美しいです。
先週のある朝、まだ人気のすくない時間にケアウカハに行きました。まだ誰も足跡をつけていない、しっとりと濡れた黒と緑の砂がとても綺麗で印象的でした。海辺の真っ黒な溶岩の上を真っ黒なカニが動きまわり、真っ黒な貝が夜を待ち眠っていました。
車に戻る途中、子供達の声が聞こえてきました。そしてその子供達に話しかけている大人の声も。学校の遠足だったのでしょうか。話している言葉は全てハワイ語でした。あ?、これぞハワイ!
カレオハノという素晴らしい曲があります。ルイス・ムーン・カウアカヒ(Louis Moon Kauakahi)が書いた詩で、”イズ”こと故イズラエル・カマカヴィヴォオレ(Israel “IZ” Kamakawiwo`ole)が歌うカレオハノを聞くと涙がでるぐらい感動します。(涙が出るぐらいと表現しましたが、私は何回聞いても毎回感情がこみ上げてきて涙が出ます。)
Kaleohano
(The Voice of Authority and Respect)
Kaleohano, `o Kaleohano kou inoa
Kaleohano, Kaleohano (is) your name
Ku’u home, ku’u home, ku’u home `o Keaukaha
My (in a form expressing affection) home, my home, my home, Keaukaha
Kaulana `o Keaukaha
Famous (is) Keaukaha
Kaleohano, `o Kaleohano kou inoa
Kaleohano, Kaleohano (is) your name
Ku’u ‘âina, ku’u kulâiwi, a huli i ke kai
My land, my native land, and dashing and receding (is) the sea
Kaulana `o Keaukaha
Famous (is) Keaukaha.
Aloha au iâ Mauna Kea, ike anu o ke ahiahi
Love I Mauna Kea, in the cold of the evening.
Ho’olono, ho’olono, ho’olono i ka leo ka makani
Listen, listen, listen to the voice of the wind
Keaukaha nô e ka wahi
Keaukaha indeed, the place.
尊敬の意とアロハの心を込めて私なりに訳してみました。
カレオハノ
(権威と尊敬の声)
カレオハノ、そうカレオハノがあなたの名前
私が生まれ育った土地、私の故郷、私が愛するふるさと、それはケアウカハ
名高し、それはケアウカハ
カレオハノ、そうカレオハノがあなたの名前
私の土地、私の母国の土地、海の波が打ちつけ引き去る
名高し、それはケアウカハ
愛するマウナ・ケア、夜の寒気の中
ほら、聞いてごらん、耳を傾けてごらん、風の声に
ケアウカハ!当に天下無双の地